忘れちゃいけないこと
日頃から、フィルターをかけない、とか、カテゴライズしない、ということを信条にしているつもりだけれども、なかなか上手にできない。
年齢がいくつだから、職歴があるから、学歴があるから、「私の考える常識を、最低限持ち合わせているだろう」と、どうしても考えてしまう。
年齢や職歴や学歴は、一つの要素でしかなくて、その要素はその人の持つ他の要素を確定させるものではない。
分かってる、分かってるけど、自分の物差しで測っちゃうよねぇ。むつかしい。
相手を真っさらの状態から見ることはとても大切。
できない、と思って見るのではなくて、できるのかな？をハッキリさせる為に見るんだ。できなかったら、できるようにしてあげるのが、私の仕事だ。
本質を忘れないこと。
何の為にやるのか、何の為に期限があるのか、期間が存在するのか、何を求められているのか、何を見るのか。
何事も、目的を忘れてはならない。目標はあくまで目標なのよね。目的へのマイルストーンでしかないんだ。
期待したいような、したくないような
基本的に、営業職の人のことをあまり信用してない、というのが大前提であります。
Ａくんのこと、気になるし、優しくされたら嬉しいけれど、あまりその気になってはいけないなぁ、とも思うのです。
そう、Ａくんは営業職関係のお仕事の人なので、基本的に全体的に言動が嘘くさく見える。あくまで見えるだけで、全てが嘘というわけじゃないのだろうけど。
営業さんの、あのノリの良さは合コンでいつも助かるなー、と思うのだけど、それに比例して、会う女の人全員に同じこと言ってそう！！！ていうイメージがどうしても拭えませんな。
社内の人、て本当によくない。
グループウェアでその日のスケジュールとか見ようと思えば覗けちゃうし、社内の人間関係も耳に入ってきてしまうし、それに合わせて土日の過ごし方も見えてくる…。
私も、パナップの話しとかLINEでしたいなぁ…。
結婚して辞めていった先輩と、パナップの話しをLINEでしてた、というのを知ってしまう火曜日でした。
もおぉぉぉ
別れてすぐに、携帯が震えたら期待するじゃん！！！！！
そもそもＡくんからの連絡でもなかったし！
もう！！！
勝手だって、分かってるけど！！！
期待した分の落胆がすごいじゃない！？
頻繁に
ここ最近、頻繁に2人で飲みに行きます。
仕事終わりが被ったり、一緒にお客さんのとこ行く、とかその辺があるからだけど。
他意がないから、きっとそのうち、というか来週とか来月あたりから、ガクッと接触が減るだろうなー、と思うのだけど、今から寂しくなりそうで我ながら気持ち悪い。
土日に会う約束でも付けられればいいけど、なかなかねぇ？難しいですよねぇ？
見たい！て言ってた進撃の巨人の映画は夏にならないと始まらないし、野球とか行く？応援してるチーム違うけど。そもそもリーグも違うけど？
他に共通の行きたいところは、遠出すぎてハードルかもはや壁レベルだわ。
こういう、どうにもならないことでヤキモキするのたのしいね。
コントロールできない感じ、たまらん。片思い感すごくあるなー！て、思っちゃう。
んんん？
今夜？昨夜？は、仕事帰りが一緒になって、声かけてくれたから、サシで飲みに行った。
楽しかった。主にＡ君のお母様が。かわいい。すごく可愛らしい人だった。
なんか、ぼやっと聞こえたからイマイチ分からんのだけど、もしかしたら彼女さんいるのか、も…？
盛大な空耳アワーな気もするけど、どうだか分かりませんね？
でも、好きなの止めないけど。
というか、他に人がいるからというので、好きなるの止められるって、別に好きなんじゃなくて、ただのお気に入りなんでない？と思ってしまう。
比較的最近まで、アイドル的に相手を見がちだった私ですが、好きとか、愛してるに無駄に信条があるのね。
好きとか、愛してるとか、嫌いとか、そういう感情は意識下でコントロールできないものだと思うの。コントロール出来るのは、そこから先で、行動に移すとか移さないとか。あくまで管理できるのは、言動なんだよね。
だから、手に入る入らないで気持ちが変わるなんて、ありえない。
と、思っているし、信じている。
手を伸ばせない相手だから、手を伸ばさないのと、気持ちをなかったことにするのは、違う。断じて違う。
そこで、なくせる気持ちなんて、その程度なのだと思うの。
だから、相手がいるかも、だけでは止められない。本当にいたら、素直に身を引くのだと思うけど。
恋は
タイミングとハプニングと、あと一つ何かのingが大事、だって何かで目にしたのだけど、その一つがどうしても思い出せない。
変化のキッカケと、時期以外に外的要因で必要なことなんてあるのか。あとは、自分がなんとかするか、できないかじゃないのかね。
生まれて数十年、女として意識を持って十数年？今までなんとなくだけど、自分は惚れっぽい性格だと思っていた。
そして、恋愛対象に対して、加点式ではなくて、減点式なのではないかな、とも思っていた。
けれど、最近ぼんやりと実はなかなか惚れにくい質なんじゃないかしら？実は加算方式なのでは？と認識を改め始めた。
それなりに合コンに呼ばれたり、幹事をしたりするけれど、実際に成果が上がったことはほぼない。せいぜい飲み友達になるか、お互い新しい合コン要員が関の山だ。
合コンって、当たり前なのだけど相手を知る時間が短すぎて、良くも悪くも気になる部分のピックアップしかできない。
合コンの最中に、人生がひっくり返るような素敵なことされる率は限りなくゼロに近い（少なくとも私はほぼない）、けれど「なんだかなぁ」と内心ぼやく程度に嫌なことがあったり、失礼なことをされることはままある。
そうなると、加点って難しい。
でも、ファーストインプレッションは誰にでもあるし、身なりがそれなりに整っていて清潔感があって、無愛想じゃなきゃ悪くはならない。
だから毎回、本当に第一印象だけで「この人いいかも！」とトゥンクして、合コンが進むにつれ、たまには後日二人で会った時に、「なんか違くないか？」とガンガン減点してた。
だから私は、トキメキやすくて惚れやすい、けど減点方式だから先に進まないんだな、とずっと思っていた。
けれど、社内のあの人――仮にＡ君とする――を意識し始めてから、合コンの時はアイドル的に相手を捉えてただけで、別に好きではなかったんじゃない……？
と、思うようになった。
何故なら、スペックや条件みたいな部分で見たらＡ君は特段高いわけじゃなくて、普通。すごく普通。もう、めっちゃ普通。
実家も地方だし、農作業手伝いに連休使っちゃうし、人混み嫌いだっていうし、恋人にしておくと何かで特別いいことがある、という人ではないと思う。大変失礼な話だとは思うけど。
けど、一緒にいて気楽だし、実家が地方だとか、農作業してるとか、人混み嫌がる、とかいう情報があっても「じゃあ、他の人にしよう」とはならなかった。
つまり、そういうことなのだと思うの。
欠点やデメリットを打ち消せる、いいところやメリットがあって、そこを見つけられるようになって、初めて好きになれる。
好きのベースを作るのに時間が必要だったみたい。
まぁ、打ち消せてたら、すでに好きでしょ、むしろ好きだから打ち消せてるんでしょ、ていう意見もあるだろうし、その通りだと思うけど、好きになるタイミングと理由なんて、鶏と卵の関係じゃない？
どっちが先かなんて分からないし、気がついたらそうなってるものだよ、たぶん。
結局、最後までタイミングとハプニングと最後の一つは思い出せない。恋は、から始まるフレーズでいま頭の中にあるのは
恋は、スリル・ショック・サスペンス
だけで、絶賛コナンくんがパラパラ踊ってるわ…。
